コラム
ファクタリングに必要な書類は少ない?必要書類と利用の流れを解説!
目次
ファクタリングに必要な書類
ファクタリングを利用するには書類の提出が必須になります。
必要書類を知っていれば、申込んでから審査結果が出るまでスムーズに進みますし、契約、入金までの時間も大幅に短縮できます。
ファクタリング会社からは大きく分けて2種類の書類が求められます。
1つ目は審査で必要になる書類で、もう1つが契約に必要な書類です。
審査に必要な書類
通帳
こちらはほぼ全てのファクタリング会社からも提出が求められます。
過去に売掛先から入金があるか、どれくらいの金額が何日に入金されているかといった内容を確認するために必要になります。
お使いの口座全て求められるケースも多くあります。
身分証明書
お申込みされた方の本人確認のために必要になり、こちらもほぼ全てのファクタリング会社から求められます。
顔写真付きの身分証明書が良いとされていて、住所が記載されている運転免許証やマイナンバーカード、住民基本台帳カードがあると良いです。
パスポートは住所が手書きになるので、その他に住所が分かる書類を求められることもあります。
顔写真が載っていない保険証しかお持ちでない場合はファクタリング会社の担当者に相談してみましょう。
請求書
買取を行う対象の請求書です。
請求先、請求日、請求内容が記載されているもので、入金期日の記載があると尚良いとされています。
しかし、わざわざファクタリング会社向けに作成する必要はなく、いつも提出しているもので構いません。
お取引先との関係で請求書を発行しない方は、お取引先から入金される金額がわかる資料があれば代用可能です。
上記の3点はどのファクタリング会社からも提出が求められると思いますので、あらかじめ準備しておくとスムーズに審査が進みます。
また、以下の資料につきましてはファクタリング会社によって必要になる場合があります。
必要かどうかはファクタリング会社に確認してみるといいでしょう。
請求書以外の売上確認資料
こちらは審査を進めていくうえで必要になってくる場合が多いです。
提出を依頼される書類としては
・契約書や注文書、発注書といった仕事の依頼を受けたことが分かるもの
・検収書、受領書のような仕事を終えたことが分かるもの
・支払通知書や支払明細書といった支払われる金額がわかるもの
上記のような売掛先から出されてる資料があると審査が有利に進むでしょう。
また、下記のような自社で作成する資料であっても説得材料にはなります。
・従業員の出勤簿や日報
・作業完了報告書
・見積書
・納品書
もしくは取引先とのメールやLINE、チャットなどのやり取りも説得材料の1つになります。
決算書or確定申告書
会社の財務内容や業績を確認するために必要になり、希望金額が比較的大きい場合は求められるケースが多いです。
赤字だからダメというわけではなく、売上規模や資産・負債の状況を把握するための資料です。
銀行借入リスケ中や税金や社会保険料の滞納がある場合でも、それだけの理由で否決になることはありませんので、提出が必要な場合は速やかに提出するといいでしょう。
上記の5項目が審査において必要になってくる書類のメインになります。
あとはそれらの資料に基づいて追加資料を依頼されるケースも出てくるでしょう。
いずれにしても審査書類が提出できないと審査が進まず結論が出ません。
資料が無い場合や出せない場合はきちんと説明して審査結果を出してもらうことが重要です。
契約に必要な書類 法人の場合
法人印鑑証明書
履歴事項全部証明書
こちらの2つは法人で契約する際に必要になります。
オンラインでの契約の場合は不要となることもあるかもしれません。
必要か不要か、必要であれば何部必要かはファクタリング会社によって異なりますので、契約に進む場合はファクタリング会社に確認して用意しましょう。
こちらの書類は法務局で取得することになります。
印鑑証明書については印鑑登録カードが必要になりますので、確認しておきましょう。
代表者個人の印鑑証明書
代表者個人の住民票
こちらの2つはファクタリング会社によっては必要になり、必要かどうかはファクタリング会社に問い合わせて下さい。
これらは居住地の市区町村役場か全国のコンビニで取得できますが、コンビニで取得するにはマイナンバーカードの登録が必要になります。
その他
ファクタリング会社によってはその他にも必要になる場合がありますので、何が何部必要かよく確認して準備するようにしましょう。
個人事業主の場合
個人の印鑑証明書
個人の住民票
個人事業主の場合は事業主個人の書類が必要になり、ファクタリング会社によって必要・不必要や必要部数も異なりますので、契約するファクタリング会社に確認しましょう。
これらは居住地の市区町村役場か全国のコンビニで取得できますが、コンビニで取得するにはマイナンバーカードの登録が必要になります。
その他
ファクタリング会社によってはその他にも必要になる場合がありますので、何が何部必要かよく確認して準備するようにしましょう。
審査を通過しても、契約時に必要な書類が準備できなければ契約手続きが完了しません。
契約方法によっても必要な書類や必要な部数も異なってきます。
印鑑証明書などの書類は取得しに行く時間もかかりますので、あらかじめ何が何部必要で、いつまでに準備する必要があるのかをファクタリング会社に確認しておくと良いでしょう。