コラム
土日祝、GWや年末年始でもファクタリングの審査可能な業者はある？
現在ファクタリング業者は多数存在しており、ネットで「ファクタリング」と検索するだけで数々のファクタリング業者にたどり着くことができます。中には「オンラインファクタリング」や「AIファクタリング」などスピード感を重視した業者も増えています。
利用者の中には、土日祝日、ゴールデンウィークや年末年始、お盆休みなどカレンダー通りの休みを取らずに営業している企業の方も多いかと思います。資金繰りに困っていて早急にお金が必要な時、ファクタリング業者でも24時間／365日審査や入金に対応してくれる業者はあるのでしょうか？
目次
土日祝日でも審査～入金まで利用できるファクタリング業者はある？
ほとんどのファクタリング業者では、一般的な企業と同様“土日祝日は営業時間外”としています。ただしオンラインでの見積もりや審査の申し込みのみ受け付けているという業者は多数ありますので、見積もりや申し込みだけでも先に送信しておき、営業時間内に最速で対応してもらえるよう準備を整えておくのがおすすめです。
土日祝日でも入金まで対応可能な業者
labol（ラボル）
https://labol.co.jp/
土日祝日やゴールデンウィーク、年末年始などの長期休日にかかわらず、審査～入金まで対応してくれる業者は非常に珍しいです。フリーランス・個人事業主向けのファクタリングサービスを提供する「labol（ラボル）」では、24時間365日即時振込に対応していることをWebページに明記している数少ない業者です。ただしフリーランス・個人事業主以外の法人の場合は利用対象者ではありません。
土日祝日でもスタッフ対応可能な業者
えんナビ
https://ennavi.tokyo/
入金については取引内容にもよりますが、土日祝日やゴールデンウィークでも365日スタッフが対応してくれる「えんナビ」ではできる限りスピーディに取引を進めることができるでしょう。法人事業主／個人事業主とも50～5000万円までの売掛債権であれば利用が可能です。2社間／3 社間ファクタリングを取り扱っているので柔軟な対応が望めると思います。
ファクタリングのTRY
https://factoring-try-sko.co.jp/lp/
2社間、3者間取引に対応している「ファクタリングのTRY」では、法人事業主／個人事業主を問わずファクタリングを利用することが可能です。取引内容によっては面談が必須となる場合もあるようですが、全国対応可能とされているので遠方の方であっても利用しやすいかと思われます。
利用の流れ（審査～入金可まで）
24時間365日スタッフが対応してくれるファクタリング業者では、審査～入金までの流れも非常にスピード感があることが多いです。まずはWebページに記載されている必要書類を（※）あらかじめ確認し、準備しておきましょう。利用の流れとしては一般的なファクタリングと大きな違いはありません。
※必要書類：
請求書や決算書、売掛先とのやり取りが分かる書面またはメール、通帳などが必要になる場合が多いです。
土日祝日は営業時間外でも審査受付なら可能という業者は多い
一般的な企業と同様、平日の午前～夕方までが営業時間というファクタリング業者であっても、オンラインでの審査申し込みについては24時間受け付けているというケースはとても多くなっています。申し込みに対するレスポンスは翌営業日になりますので、ゴールデンウィークやお盆、年末年始など長期連休に重なる場合は数日間待たなければなりません。
急いで利用したいときのポイント
平日のみ営業しているファクタリング業者でも「24時間受付対応可能」と掲げているのであれば、申し込みだけでも土日祝日に済ませておくのがおすすめです。ファクタリング業者としては、週明けの営業日には土日の間に申し込まれた案件から順番に対応していくことがほとんどですので、早く申し込めば先に対応してもらえるでしょう。
利用者にとってもゴールデンウィークや年末年始などは時間に余裕があることも多いかと思います。しまってある請求書や通帳を整理し、必要になった時すぐ提出できるよう準備を進めておくとスムーズです。
スピード感を重視する場合には、オンライン上ですべての手続きを完結させる「オンラインファクタリング」や、「AI審査」を取り入れているファクタリング業者を利用するのも便利かと思います。ファクタリング取引の内容には寄りますが、対面での面談が不要であるケースが多いため、入金までにかかる時間を節約することができるでしょう。AI審査の場合は、人工知能AIが人間の代わりに審査を行うため、正確＆素早い審査結果を得ることが可能という特徴があります。
注意点
オンライン契約や、スピード感を重視したファクタリング業者は多数あります。それぞれ手数料や審査基準、取引内容の案内などが異なりますので、複数社に問い合わせる余裕があれば比べてみるのもよいでしょう。
ただし、ファクタリングという取引自体がまだ新しい資金調達方法であるため、整備が行き届いていない部分があり、一部には悪質な業者が存在することがあります。ファクタリングで扱うことができるのは、企業間取引における売掛債権のみであり、利用には必ず審査が必要です。審査なしファクタリングや給与ファクタリングなどの取引は、ファクタリングと名乗る違法取引になります。これらは正規のファクタリングではありませんので、利用しないよう十分注意してください。